理学療法35巻6号

特集 理学療法における全身管理の指標の理解   定価:1,925円(税込)

  • 理学療法における全身管理の指標の正確な理解とその意義
     【齊藤正和】
  • ・理学療法士にとって重要な古典的な全身管理指標と新たな全身管理指標
  • ・全身管理指標の基準値や許容範囲を理解する
  • ・全身管理指標を多面的かつ時間軸を考慮して捉える
  • ・全身管理指標の測定方法と管理方法
  • ・ICTやIoT技術による全身管理指標のモニタリング
  • 理学療法における「意識レベル」の理解のポイント
     【重田 暁】
  • ・意識レベルの指標
  • ・JCSとGCSの特徴
  • ・意識障害の原因
  • ・「意識レベル」を確認する必要がある主な臨床場面と対応について
  • ・症例検討と対応のポイント
  • ・今後の課題
  • 理学療法における「血圧・心拍数」の理解のポイント
     【西川淳一,大瀧侑,三上健太】
  • ・血圧の基礎的知識
  • ・心拍数や脈拍数の基礎的知識
  • ・理学療法におうて血圧管理が重要となる代表的な疾患
  • 理学療法における「体温」の理解のポイント
     【野﨑康平,神谷健太郎】
  • ・体温の正常値・異常値
  • ・理学療法において体温に留意すべき疾患および場面
  • ・今後の課題
  • 理学療法における「呼吸」の理解のポイント
     【大浦啓輔】
  • ・呼吸の正常値
  • ・呼吸の評価
  • ・人工呼吸療法
  • ・理学療法において呼吸の指標を確認する場面
  • ・今後の課題
  • 理学療法における「体重・身体活動量」の理解のポイント
     【岡村大介】
  • ・体重の正常値および異常値
  • ・体重と体脂肪の測定方法
  • ・理学療法場面で体重を確認する意義
  • ・身体活動量の正常値および異常値
  • ・身体活動量の測定方法
  • ・体重や身体活動量維持のための工夫
  • ・理学療法介入の際の体重および身体活動量のチェックポイント
  • 理学療法における「輸液・カテーテル」の理解のポイント
     【櫻田弘治】
  • ・輸液・カテーテルとは
  • ・輸液・カテーテルの確認が必要な理学療法対象症例
  • ・今後の課題

●講 座

  • 臨床薬理学と理学療法9―鎮痛薬
     【伊藤猛雄,伊藤直子】
  • ・疼痛の発生機序と分類
  • ・疼痛治療薬(鎮痛薬)
  • スポーツ競技種目特性に基づいた理学療法:評価から理学療法(予防,コンディショニングへの応用を含む)まで17―スピードスケート競技:滑走動作を中心に
     【青木啓成】
  • ・スピードスケート競技の種目特性
  • ・スピードスケートでの障害発生のメカニズム
  • ・スピードスケートによる障害の評価方法
  • ・障害に対する理学療法およびコンディショニング
  • ・今後の課題

●本の紹介

  • 加賀谷善教・他監訳『スポーツ障害「肩」の治療―評価からリハビリテーション,競技復帰まで』
     【堀部秀二】