増大特集 動画で学ぶ 動作障害に対する理学療法アプローチ 【DVD付】 4,000円+税
●特集によせて
- 動作障害治療学の確立を目指して
【丸山仁司】
[動作障害に対する理学療法アプローチの基礎]
- 動作障害に対する理学療法アプローチの考え方
【大峯三郎】 - ・操作の捉え方とその理解
- 1.動作の基本的概念
- 2.動作障害に対する理学療法アプローチにおいて考慮すべき要因
- ・動作障害に対する理学療法アプローチの考え方
- 1.動作障害とパフォーマンスの改善に対する動作学習の導入
- 2.廃用症候群の予防と残存機能の有効活用の推進
- 3.積極的環境適応の考慮の必要性
- 4.動作学習時の介助への配慮
- 5.動作学習における力学的効率の視点
- 6.動作学習における心理面への配慮
- 理学療法における動作障害の評価
【小林 武】 - ・歩行から考えてみよう―動作障害の評価に先立って
- ・動作の位置づけと評価の視点
- 1.運動行動の階層性
- 2.単位動作と複合動作
- 3.障害構造と動作・運動分析
- ・動作障害の評価
- 1.動作障害評価の目的
- 2.動作障害評価の手順
- 3.動作障害の評価に関わるリスク
- 理学療法における動作支援の要点
【神沢信行】 - ・動作支援を行うにあたっての留意点
- 1.動作支援にあたり考慮すべき基本的事項
- 2.退院・退所後も視野に入れる
- ・動作支援の実際
- 1.ベッド上での身体のずれへの対処
- 2.寝返り
- 3.起き上がり
- 4.端座位保持
- 5.端座位から立位へ
- 6.移乗時の工夫
- 7.車いすの駆動
- 8.畳上での立ち上がり
- 9.歩行
- 10.階段昇降
- 起居動作における動作支援のバイオメカニクス
【藤澤宏幸】 - ・背臥位から長坐位への起き上がり動作
- 1.運動パターンの分類
- 2.非回旋パターンの運動力学とバランス
- 3.動作支援のポイント
- ・背臥位から端座位への起き上がり動作
- 1.運動パターンの分類
- 2.ジャイロセンサによる体幹運動の運動力学的解析
- 3.筋電図による運動力学的解析
- 4.動作支援のポイント
- ・椅子からの立ち上がり
- 1.速度条件による戦略の違い
- 2.立ち上がり動作の運動学(kinematics)
- 3.立ち上がり動作の運動力学(kinetics)と動作支援のポイント
- 移乗動作における動作支援のバイオメカニクス
【新田 收】 - ・移乗における重心の移動
- ・起立を伴う移乗動作
- ・移乗介助の方法
- ・水平面上の移乗動作
- ・床面から車椅子への移乗
- 移動動作における動作支援のバイオメカニクス
【赤坂清和,乙戸崇寛】 - ・バイオメカニクスからみた移動動作に関する姿勢および動作の特徴
- ・動作学習に基づく動作様式の誘導方法
- 1.運動学習に基づく誘導を成功させるためのポイント
- 2.運動学習に基づく動作支援で注意しなければならないこと
- ・安全性に配慮した動作支援方法
- 1.安全性に配慮した誘導を成功させるためのポイント
- 2.安全性に配慮した動作支援で注意しなければならないこと
- 歩行動作における動作支援のバイオメカニクス
【石井慎一郎】 - ・歩行における3つの回転軸
- ・荷重応答に備える関節の配列
- ・衝撃吸収のメカニズム
- ・荷重応答期の関節の動的安定化
- ・歩行の推進
- ・股関節の両側性活動
- ・二足歩行の重心制御モデル
- 1.ゼロモーメントポイント制御
- 2.ZMPのリアルタイム制御
- 3.重心の側方制御
- 発達からみた動作パターンの変化
【石倉昇子,小神 博,石倉 崇】 - ・動作パターンの変化を理解するための理論的背景
- 1.反射理論(神経系の統合機能)
- 2.階層理論
- 3.運動プログラム理論
- 4.システム理論
- ・姿勢制御の発達
- 1.姿勢制御の出現に関与すると考えられている反射・反応
- 2.発達の新しいモデル
- ・感覚運動発達の一般的概念
- ・各動作パターンの発達的変化
- 1.寝返り動作
- 2.四つ這い移動
- 3.起き上がり動作
- 4.立ち上がり
- 5.歩行
- ・動作障害へのアプローチ
- 1.治療で配慮すべきこと
- 2.各動作へのアプローチ
- 動作支援と運動学習
【谷浩明】 - ・動作の学習で注意すべきこと
- ・練習方法による学習効果の違い
- 1.集中法と分散法
- 2.一定練習と多様練習
- 3.ブロック練習とランダム練習
- 4.対練習
- 5.練習方法適用の留意点
- ・セラピストの口頭指示は支援となるか
- ・注意要求度と運動学習
- ・動作支援への応用に関わる問題
[動作障害に対する理学療法アプローチの実際]
- 脳卒中片麻痺の動作障害に対する理学療法アプローチ ―非麻痺側上下肢・体幹を主眼に置いた介入方法 【動画あり】
【髙見彰淑】 - ・非麻痺側上下肢・体幹を主眼に置いて介入する理由
- ・アプローチ実行前に行うこと
- ・アプローチ上の留意点
- 1.操作前の留意点
- 2.操作上の留意点
- 3.装具,装置などの客体
- ・動作障害に対する理学療法アプローチの実際
- 1.寝返り動作
- 2.起き上がり動作
- 3.椅子からの立ち上がり動作
- 4.床からの立ち上がり動作
- 5.移乗(車椅子~ベッド)
- 6.歩行
- 7.台昇降
- 8.階段昇降
- 脳損傷の動作障害に対する理学療法アプローチ 【動画あり】
【波多野 直】 - ・運動学習の観点に基づいた動作様式誘導
- ・安全性
- 1.動作支援
- 2.理学療法士自身の身体への過剰な負荷を避ける
- ・疾患特性に応じた理学療法アプローチの実際
- 1.起居動作障害に対する理学療法アプローチ―寝返り・起き上がり
- 2.移乗動作障害に対する理学療法アプローチ
- 3.移動動作障害に対する理学療法アプローチ
- 4.歩行動作障害に対する理学療法アプローチ
- パーキンソン病の動作障害に対する理学療法アプローチ 【動画あり】
【柴 喜崇,大森圭貢】 - ・パーキンソン病の障害特性
- 1.3つの病期
- 2.症状の種類
- 3.症状の変動
- ・パーキンソン病の動作支援
- 1.On時とOff時における動作支援
- 2.脳深部刺激術後における動作支援
- 運動失調の動作障害に対する理学療法アプローチ 【動画あり】
【中城雄一】 - ・脊髄小脳変性症の疾患概要
- ・SCDのリハビリについて
- ・評価と治療
- ・代償運動の利用や福祉用具の導入
- ・症例紹介
- 1.症例1:脊髄小脳変性症(MJD)
- 2.症例2:脊髄小脳変性症(SCA2)
- 3.症例3:脊髄小脳変性症(タイプは検索中)
- 筋ジストロフィーの動作障害に対する理学療法アプローチ ―Duchenne型筋ジストロフィーについて 【動画あり】
【植田能茂】 - ・DMDの機能障害について
- ・DMDの動作能力低下の特徴
- 1.階段状に生じる動作能力の低下
- 2.動作の連続性の中断
- ・DMDの動作に生じる変化
- 1.動作方法の変化の特徴
- 2.床からの立ち上がり動作の変化
- 3.歩行動作の変化
- 4.四つ這い移動の変化
- 5.起き上がり動作の変化
- 6.寝返り動作の変化
- ・動作能力を維持・改善する方法
- 1.二次性機能障害に対する治療
- 2.能力低下に対する直接的アプローチ
- ・動作練習上の注意
- 1.姿勢・動作の左右非対称
- 2.適切な運動量
- ・運動能力低下の原因
- ・安全性への配慮
- 脳性麻痺の動作障害に対する理学療法アプローチ 【動画あり】
【瀧上正利】 - ・起居動作
- ・移乗動作
- ・移動動作
- ・歩行動作
- 1.歩行器による歩行
- 2.階段昇降
- 3.杖による歩行
- 頚髄損傷の動作障害に対する理学療法アプローチ 【動画あり】
【中村 濃,須堯敦史】 - ・C6頚髄損傷完全麻痺
- 1.障害特性・残存機能
- 2.理学療法アプローチのポイント
- ・頚損者の動作指導と環境設定
- 1.起居動作―寝返り・起き上がり
- 2.移乗動作
- 3.移動動作―車椅子駆動
- ・頚髄損傷不全麻痺(中心性損傷(C3/4))
- 1.障害特性・残存機能
- 2.理学療法アプローチのポイント
- ・C3/4高位の中心性損傷の動作指導と環境設定
- 1.起居動作
- 2.移乗動作
- 3.移動動作
- 4.歩行動作
- 胸・腰髄損傷の動作障害に対する理学療法アプローチ 【動画あり】
【安田孝司,岡野生也,篠山潤一,山本直樹,代田琴子,安尾仁志,永井利沙,窪津秀政,相見真吾,奥平由香,大籔弘子】 - ・起居動作
- ・移乗動作
- ・移動動作
- 1.車いす駆動動作
- 2.キャスター上げ
- 3.段差昇降
- ・歩行動作
- 関節リウマチの動作障害に対する理学療法アプローチ 【動画あり】
【東 克己】 - ・起居動作(起き上がり)
- 1.注意事項
- 2.介助方法
- ・移乗動作
- 1.自立群の注意事項および介助方法
- 2.介助群の注意事項および介助方法
- ・移動動作
- 1.ストレッチャーでの移動
- 2.車椅子での移動
- ・歩行動作
- 1.平地歩行
- 2.階段昇降
- 3.スロープ歩行
- 4.またぎ・段差
- 脊椎疾患術後の動作障害に対する理学療法アプローチ 【動画あり】
【平山大樹】 - ・主な疾患と術式
- 1.頚椎症性脊髄症(cervical spondylotic myelopathy)
- 2.後縦靱帯骨化症(ossification of the posterior longgitudinal ligament)
- 3.腰部脊柱管狭窄症(lumbar spinal canal stenosis)
- 4.腰椎すべり症(lumbar degenerative listhesis)
- ・装具装着患者の動作介助における注意点
- 1.頚椎術後患者
- 2.胸腰椎術後患者
- ・動作障害の介助方法とその注意点
- 1.起居・起立動作
- 2.移乗動作
- 3.移動動作
- 4.歩行動作
- 片側下肢術後の動作障害に対する理学療法アプローチ 【動画あり】
【相澤純也,美﨑定也,小山貴之,中丸宏二,勝木員子,森田定雄】 - ・股関節症患者の片側THA施行後の動作障害の特徴
- ・股関節症患者の片側THA施行後の動作障害への理学療法アプローチ
- 1.動作練習におけるリスク管理
- 2.動作早期獲得のための要点
- 3.動作練習の実際
- ・膝関節症患者の片側THA施行後の動作障害の特徴
- ・膝関節症患者のTKA施行後の動作障害への理学療法アプローチ
- 1.動作障害におけるリスク管理
- 2.動作早期獲得のための要点
- 3.動作練習の実際
- 両側下肢術後の動作障害に対する理学療法アプローチ 【動画あり】
【小山貴之,萩原礼紀,相澤純也,中丸宏二】 - ・膝OAの特徴
- ・両側同時TKA
- ・両側同時TKAの術前理学療法
- 1.術前評価
- 2.術前理学療法のポイント
- ・両側同時TKA後の理学療法
- 1.術後プロトコル
- 2.術後理学療法の注意点
- ・両側同時TKA術後の動作障害とその対策
- 1.術後早期の基本的動作障害
- 2.歩行障害
- 3.応用動作と生活指導
- 開胸・開腹術後の動作障害に対する理学療法アプローチ 【動画あり】
【笠原酉介,下田志摩,大森圭貢,阿部裕之】 - ・開胸・開腹手術の方法
- 1.開胸手術の方法
- 2.開腹手術の方法
- ・手術後急性期における動作獲得のポイント
- 1.手術後の動作獲得の必要性と意義
- 2.基本動作獲得に関連する患者因子
- 3.基本動作獲得に関連する環境因子
- ・動作練習の実際
- 1.手術前の介入
- 2.患者因子と環境因子の確認
- 3.起き上がり動作
- 4.立ち上がり動作・移乗動作
- 5.移動動作
- 6.着替え動作および重量物の挙上
- 虚弱高齢者の動作障害に対する理学療法アプローチ 【動画あり】
【戸津喜典,阿部 勉,大沼 剛】 - ・起居動作(寝返り・起き上がり・座位保持・立ち上がり)
- 1.寝返り
- 2.起き上がり
- 3.坐位保持
- 4.立ち上がり
- 5.腹臥位
- ・移乗動作
- ・歩行
- ・階段昇降
[動作障害に対する環境的アプローチ]
- 杖・歩行補助具の種類と動作障害に応じた用い方の要点
【橋元 隆】 - ・杖・歩行補助具の要点
- 1.使用目的
- 2.選択の基本
- ・杖
- 1.目的
- 2.基本構造と種類
- 3.杖の選択
- 4.杖の長さ
- 5.杖の握り方
- 6.なぜ杖は健脚側につくのか
- 7.杖歩行の種類
- 8.杖歩行が可能となるために最低限必要な身体的機能
- 9.杖を与える際のチェック項目
- 10.杖歩行指導
- ・白杖
- 1.目的
- 2.基本的構造
- 3.種類
- 4.長さの調節
- 5.操作法
- ・松葉杖
- 1.目的
- 2.基本的構造
- 3.材質
- 4.種類
- 5.松葉杖の選択
- 6.松葉杖の長さ
- 7.松葉杖歩行の種類
- 8.松葉杖指導
- ・歩行器・歩行車
- 1.歩行器
- 2.歩行車
- 3.シルバーカー
- 車いすの種類と動作障害に応じた用い方の要点
【岩﨑 洋】 - ・車いす使用の目的と分類
- ・車いすの部品の名称と処方に際しての留意点
- ・手動車いす
- 1.障害者自立支援法による分類
- 2.JISによる分類
- ・電動車いす
- 1.障害者自立支援法による分類
- 2.JISによる分類
- ・動作障害に対する車いすの考慮点
- 1.座位保持
- 2.立ち上がり動作
- 3.横(ベッド⇔車いす)移乗動作
- 4.リーチ動作
- 5.上肢駆動操作
- 6.下肢駆動動作
- 7.自己減圧・除圧動作
- ・褥瘡と車いす
- ・各種疾患と車いす
- 1.脊髄損傷
- 2.片麻痺
- 3.脳性麻痺
- 4.筋疾患
- 5.関節リウマチ
- 6.多肢切断
- 7.骨形成不全・低身長を伴う疾患
- 8.高齢障害者
- リフトの種類と動作障害に応じた用い方の要点
【望月彬也】 - ・リフトの種類と特徴
- 1.床走行式リフト
- 2.固定式リフト
- 3.レール走行式リフト
- ・吊り具の種類と適応および不適応
- 1.ベルト型
- 2.シート型
- 3.脚分離型
- 4.背交差型
- 自助具の種類と動作障害に応じた用い方の要点
【柴田八衣子】 - ・自助具の適応と評価
- ・動作障害と適応
- 1.リーチ(身体到達)障害
- 2.把持機能障害
- 3.手指操作障害
- ・ADL(各種生活行為)別の自助具の種類
- 1.移動
- 2.移乗
- 3.食事
- 4.整容
- 5.更衣
- 6.排泄
- 7.入浴
- 8.コミュニケーション
- 9.家事
- 10.その他
- 動作障害に応じた住宅改修の要点
【両角昌実】 - ・住宅改修と理学療法士の関係
- ・住宅改修に関する評価のポイント
- 1.移動様式と移動能力の確認
- 2.対象者の疾病・障害特性の把握
- 3.介護者同居者への配慮
- 4.福祉機器や在宅医療機器と使用環境とのマッチング
- ・動作障害を有する代表的な疾患と住宅改修のポイント
- 1.脳血管障害(片麻痺)
- 2.パーキンソン病
- 3.運動失調症
- 4.筋萎縮性側索硬化症
- 5.デュシェンヌ型進行型筋ジストロフィー症
- 6.脳性麻痺
- 7.脊髄損傷
- 8.関節リウマチ
- 9.大腿骨頸部骨折
- 10.認知症
- ・動作支援の視点からの住宅改修
- ・移動様式別にみた住宅改修
- 福祉用具の交付体系―福祉機器をどうやって手に入れるか
【植竹日奈】 - ・装具・義肢・福祉機器を手に入れるには?
- 1.装具・義肢
- 2.杖,歩行補助具
- 3.車椅子,電動車椅子,昇降機能付き座椅子
- 4.リフター
- 5.自助具
- 6.住宅改修
- ・制度利用時のポイント
- 1.制度の優先順位
- 2.窓口およびキーパーソン
- 3.相談の手順
- ・制度の概要
- 1.障害者自立支援法
- 2.介護保険法
- 3.労働者災害補償保険法
- 4.生活保護法
- 5.自動車損害賠償責任保険
- ・参照事項
- ☆1.治療用装具と補装具
- ☆2.療養費払いとは
- ☆3.障害者自立支援法の負担について
- ☆4.補装具の申請から支給までの手順
- ☆5.待てない時どうする?
- ☆6.介護保険対象者
- ☆7.介護保険の申請
- ☆8.補装具として認められるのは?
- ☆9.介護保険の福祉用具貸与(レンタル)・特定福祉用具販売
- ☆10.日常生活用具の給付
- ☆11.昇降機能付き座椅子