増大特集　運動器疾患のみかた─的確・迅速な臨床推論のポイント　　　4,000円＋税

［序論］

• 「的確・迅速な臨床推論」のために留意すべきこと
  　【岡田　亨】
• ・考えることとは何か
• ・現実と観念
• ・まずは結果ありき！
• ・理学療法のかたちとは
• ・迅速さと的確さと臨床での推論
• ・迅速さのコツは捨てる技術にある？
• ・準備あるところにチャンスは訪れる
• ・推論のコツはクリティカルマインド
• ・セレンディピティ（serendipity：掘り出しもの上手）への遭遇
• ・患者を知り己を知ること
• ・本当のニーズは？
• ・思考トレーニング

［脊柱・体幹］

• 頚椎症性脊髄症に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【山本昌明，戸渡富民宏，楫野知道】
• ・評価のポイント
• 　1.問診
• 　2.運動器評価
• ・治療法選択のポイント
• 　1.保存療法の場合
• 　2.手術療法の場合
• ・退院時指導のポイント
• 頚椎捻挫に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【木津伸也】
• ・機能的診断・評価のポイント
• 　1.WAD患者の症状
• 　2.QTFの分類
• 　3.理学療法評価
• ・問題点把握のポイント
• ・治療法選択のポイント
• ・理学療法プログラム選択の実際
• 　1.頚椎関節可動域拡大プログラムの選択のポイント
• 　2.頚肩腕筋群の筋活動プログラムの選択のポイント
• 　3.筋硬結への対応の選択のポイント
• 中心性頚髄損傷に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【佐々木貴之】
• ・機能的診断・評価のポイント
• 　1.画像所見
• 　2.麻痺の重症度評価
• 　3.筋力の診断・評価
• 　4.感覚の診断・評価
• 　5.関節可動域の診断・評価
• 　6.筋緊張の診断・評価
• 　7.ADL筋力の診断・評価
• 　8.その他の要因の診断・評価
• ・問題点把握のポイント
• 　1.急性期（受傷～ベッドサイドリハビリテーション）
• 　2.回復期（2週間～3カ月）
• 　3.維持期（3カ月以降）
• ・治療法選択のポイント
• 　1.全身管理
• 　2.起居動作
• 　3.移動動作
• 後縦靱帯骨化症に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【藤縄光留】
• ・機能的診断・評価のポイント
• 　1.問診により，症状の詳細や日常生活における姿勢・運動，内科疾患の既往を確認する
• 　2.脊柱および各椎間の可動性確認する
• 　3.深部腱反射や病的反射テスト，感覚テスト，key muscleの筋委縮や筋力のテスト
• 　4.神経テンションテスト
• 　5.その他の評価法
• ・問題点把握のポイント
• 　1.症状の種類を把握する着眼点
• 　2.骨化形態と神経圧迫因子を把握する着眼点
• 　3.症状を憎悪させる要因を把握する着眼点
• 　4.骨化進展リスクを把握する着眼点
• ・治療法選択のポイント
• 　1.動的圧迫因子に対して：運動を制約すること，頚椎カラーの装着，入院しての持続的牽引
• 　2.静的圧迫因子に対して：日常生活の姿勢や運動に関する指導
• 　3.全脊柱の可動性のアンバランスに対して：関節モビライゼーションや運動療法
• 　4.痛みやしびれに対して：温熱療法や神経モビライゼーション
• 　5.その他
• 胸郭出口症候群に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【川崎洋二，高島孝之】
• ・機能的診断・評価のポイント
• 　1.問診
• 　2.脈管テスト
• 　3.神経刺激テスト
• 　4.各種画像検査
• ・問題点の把握
• ・治療法選択のポイント
• 　1.生活指導
• 　2.姿勢指導
• 　3.ストレッチングと関節可動域訓練
• 　4.筋力強化訓練
• 　5.全伸張性運動
• 　6.装具療法
• 　7.物理療法
• 　8.カウンセリング
• 変形性脊椎症に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【藤縄　理】
• ・評価・治療と臨床推論
• ・機能的診断・評価のポイント
• ・問題点把握のポイント
• ・治療法選択のポイント
• 腰部脊柱管狭窄症に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【原　信二，古賀朋子，岩本匡史，小林靖幸】
• ・評価のポイント
• 　1.疼痛評価および画像所見チェック
• 　2.姿勢観察
• 　3.運動評価
• ・問題点把握の着眼点
• 　1.mobility
• 　2.static stability
• 　3.dynamic stability
• ・治療法選択のポイント
• 　1.脊柱安定化筋群へのアプローチ
• 　2.動的安定性に対するアプローチ
• 脊椎骨折に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【赤羽根良和，中宿伸哉，林　典雄】
• ・機能的診断・評価のポイント
• 　1.理学所見
• 　2.X線所見
• 　3.MRI
• ・問題点把握のポイント
• 　1.外固定期間中の問題点
• 　2.骨癒合後の問題点
• ・治療法選択のポイント
• 　1.外固定期間中から実施する運動療法
• 　2.骨癒合後から実施する治療法
• 腰椎椎間板ヘルニアに対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【石田和宏】
• ・機能的診断・評価のポイント
• 　1.質問票を積極的に活用する
• 　2.質問票の内容を踏まえて医療面接を行う
• 　3.症状が増減する姿勢や運動を見つける
• ・問題点把握のポイント
• 　1.医療面接および姿勢・動作分析により得られた仮説の検証を行う
• 　2.筋・筋膜性の症状，椎間板・椎間関節・仙腸関節由来の症状が合併する可能性も検討する
• ・治療法選択のポイント
• 　1.即時効果が得られる治療法を選択する
• 　2.固定化した単一の姿勢・運動パターンを崩す
• 腰椎分離すべり症に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【鈴川仁人，玉置龍也，安井淳一郎，加藤瑛美】
• ・腰椎分離すべり症の疫学
• ・腰椎分離すべり症の発生メカニズム
• ・画像診断と治療方針
• ・機能的診断・評価のポイント
• 　1.腰部と骨盤の運動機能
• 　2.腰部と骨盤の機能評価
• ・問題点把握のポイント
• 　1.姿勢と運動の協調性
• 　2.股関節と寛骨の協調性
• 　3.肩甲骨・頭頸部と胸郭の協調性
• ・治療法選択のポイント
• いわゆる腰痛症に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【青木一治，上原　徹，佐藤菜穂子】
• ・問診
• ・機能的診断・評価のポイント
• ・問題点把握のポイント
• 　1.運動診での解釈
• 　2.運動診での判定が困難なケース
• ・治療法選択のポイント
• 　1.運動療法の選択
• 　2.姿勢性の腰痛の場合
• 　3.動作の矯正

［上肢］

• 頚肩腕症候群に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【川島康洋，隈元庸夫】
• ・機能的診断・評価のポイント
• 　1.問診
• 　2.触診
• 　3.姿勢と筋力
• 　4.頚部可動方向と疼痛
• 　5.日常生活における師匠の程度の評価
• 　6.QOL評価および心理検査
• ・問題点把握のポイント
• 　1.症状と姿勢の関連性の検討
• 　2.僧帽筋血管支配の特徴と組織循環
• ・治療法選択のポイント
• 　1.物理療法
• 　2.ストレッチング
• 　3.筋力トレーニング
• 　4.装具療法
• 　5.生活指導
• 野球肩に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【山野仁志，福田明雄】
• ・機能的診断・評価のポイント
• 　1.ネットスローによる肩痛の確認
• 　2.骨盤および体幹回旋動作の確認
• 　3.テイクバック動作の確認
• 　4.腕振り動作の確認
• 　5.肩関節の可動性および筋力の確認
• ・問題点把握および治療法選択のポイント
• 　1.肩関節機能の問題とその改善
• 　2.体幹回旋動作の問題とその改善
• 　3.骨盤改善動作の問題とその改善
• 　4.踏み込み動作の問題とその改善
• 　5.テイクバック動作の問題とその改善
• 　6.腕振り動作の問題とその改善
• 肩不安定症に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【亀山顕太郎】
• ・機能的診断・評価のポイント
• 　1.「外傷性」か「非外傷性」か
• 　2. 3つの安定化機構
• ・問題点把握のポイント
• 　1.患者が困っている動作を確認する
• 　2.「できること」をはっきりとさせる
• ・治療法選択のポイント
• 　1.カフエクササイズ選択のポイント
• 　2.肩甲帯機能改善のための理学療法選択のポイント
• 　3.全身的訓練の方法選択のポイント
• 腱板損傷に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【高橋友明，畑　幸彦】
• ・保存療法の場合
• 　1.保存療法における機能的診断・評価のポイント
• 　2.保存療法における問題点把握のポイント
• 　3.保存療法における治療法選択のポイント
  • ・手術療法の場合
  • 　1.術後の機能的診断・評価のポイント
  • 　2.術後の問題点把握のポイント
  • 　3.術後の治療法選択のポイント
• 鎖骨骨折に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【織田　薫，青木啓成，村上成道】
• ・鎖骨骨折の特徴と当院での対応の概要
• 　1.鎖骨骨折の分類
• 　2.受傷機転・合併損傷
• 　3.当院での治療法の選択
• 　4.当院における手術療法
• 　5.鎖骨骨折の保存療法と手術療法における理学療法の留意点
• ・鎖骨骨折後の理学療法評価と問題点の焦点化
• 　1.問診
• 　2.医師および画像所見からの情報収集
• 　3.肩関節周囲筋の触診のポイント
• 　4.関節可動域（ROM）評価
• ・当院での治療法選択のポイント
• 　1.炎症期：受傷・術後1週
• 　2.炎症修復期：受傷・術後2週
• 　3.仮骨形成期：受傷・術後3～4週以降
• 肩関節周囲炎に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【西川仁史】
• ・機能的診断・評価のポイント
• 　1.病期別の痛みと拘縮の主な特徴を理解する
• 　2.疼痛評価のポイント
• 　3.機能解剖学的に制限因子を理解する
• 　4.ROM測定の工夫
• ・問題点把握のポイント
• 　1.急性炎症通なのか慢性痛なのか
• 　2.可動域制限への対応として何を優先するか
• ・治療法選択のポイント
• 　1.急性炎症期の対処
• 　2.第2肩関節での痛みを避けるストレッチングの工夫
• 　3.関節包・烏口上腕靱帯のストレッチング
• 　4.解剖頚軸回旋を用いたアプローチ
• 野球肘に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【高村　隆，中山貴文，仲島佑紀】
• ・野球肘の基本情報
• 　1.部位での分類
• 　2.年齢での分類
• ・野球肘の評価
• 　1.問診
• 　2.視診
• 　3.疼痛
• 　4.関節可動域（柔軟性）
• 　5.筋力評価
• 　6.その他の情報
• ・UCL損傷の評価から治療法選択まで
• 　1.臨床推論のための情報
• 　2.理学療法評価
• 　3.臨床推論に基づいた治療法選択
• テニス肘に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【石井　斉，川島敏生】
• ・機能的診断・評価のポイント
• 　1.問診（基礎情報および現病歴を把握する）
• 　2.疼痛誘発テスト・筋力テスト
• 　3.可動域・柔軟性
• ・問題点把握のポイント
• 　1.問診
• 　2.疼痛誘発テスト・筋力テスト
• 　3.可動域・柔軟性
• ・治療法選択のポイントー病期別理学療法の対応
• 　1.急性期
• 　2.亜急性期
• 　3.プレー開始～予防期
• 肘関節脱臼に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【平田和彦】
• ・肘関節脱臼と合併損傷
• ・機能的診断・評価のポイント
• 　1.合併損傷の評価
• 　2.その他の機能評価
• ・問題点把握のポイント
• 　1.関節拘縮
• 　2.肘関節不安定症
• ・治療法選択のポイント
• 上腕骨骨折に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【西村敦司】
• ・機能的診断・評価のポイント
• 　1.骨折の分類・X線所見
• 　2.問診
• 　3.疼痛
• 　4.関節可動域
• 　5.筋力
• 　6.形態測定
• 　7.日常生活活動（ADL）
• 　8.感覚
• 　9.他部門との情報交換
• ・問題点把握のポイント
• ・治療法選択のポイント
• 　1.腕下垂位での振り子運動（受傷後2～3週）
• 　2.臥位での関節可動域運動（受傷後4～5週）
• 　3.抵抗運動（受傷後6～8週）
• 　4.自宅（自室）での自主運動指導
• 　5.物理療法
• 前腕骨骨折に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【森本浩之，浅井友詞，佐藤大志，天野徹哉，水谷陽子，水谷武彦】
• ・機能的診断・評価のポイント
• 　1.固定期
• 　2.固定除去初期および後期
• ・問題点把握のポイント
• 　1.固定期
• 　2.固定除去初期および後期
• ・治療法選択のポイント
• 　1.固定期
• 　2.固定除去初期
• 　3.固定除去後期
• 手関節部腱鞘炎に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【髙村　剛，木森研治】
• ・評価・機能的診断および問題点把握のポイント
• 　1.理学療法を進める上での必要な評価
• 　2.手関節部に好発する腱鞘炎とその見分け方（誘発テスト）
• ・治療法選択のポイント
• 　1.炎症期（1～4週間）の治療
• 　2.消炎期（4～12週間）の治療
• 手根管症候群に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【野崎奈緒美】
• ・診断的評価のポイント
• 　1.画像診断
• 　2.神経刺激テスト
• 　3.神経伝導速度測定
• ・理学療法評価のポイント
• 　1.一般的症状
• 　2.感覚検査
• 　3.筋力測定
• 　4.関節可動域測定
• 　5.質問紙によるADLを含む検査・測定
• ・問題点把握のポイント
• ・治療法選択のポイント
• 　1.感覚障害・疼痛の改善に対して
• 　2.手関節の可動域制限の改善に対して
• 　3.筋委縮・筋力低下・巧緻動作能力改善に対して
• 　4.CTSからくる二次的障害に対して
• 手指腱損傷に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【山崎友昭，黒崎尚子，須賀正伸，後藤　渉】
• ・機能的診断のポイント
• 　1.屈筋腱損傷による機能障害
• 　2.zoneⅠ
• 　3.zoneⅡ
• 　4.zoneⅢ～Ⅳ
• 　5.zoneⅤ
• ・評価のポイント
• 　1.ROM測定
• 　2.指腹手掌間距離（PPD：pulp-palm distance）測定
• 　3.握力・つまみ力測定
• 　4.知覚検査
• 　5.腫脹および浮腫の評価
• 　6.痛みの評価
• ・問題点把握のポイント
• 　1.屈曲・伸展の両方向で他動可動域制限がある場合
• 　2.屈曲または伸展のどちらかで他動可動域制限がある場合
• 　3.他動可動域制限はないが自動可動域制限がある場合
• 　4.自動可動域制限はないが握力・つまみ力低下がある場合
• ・治療法選択のポイント
• 　1.他動可動域制限がある場合
• 　2.他動可動域制限はないが自動可動域制限がある場合
• 　3.自動可動域制限はないが握力・つまみ力低下がある場合
• 　4.腫脹や浮腫が生じている場合
• 手指骨折に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【小川　円】
• ・手指骨折の治療方針
• ・機能的診断・評価のポイント
• 　1.受傷後の経過
• 　2.画像所見
• 　3.理学所見
• 　4.社会的背景
• ・問題点把握のポイント
• 　1.各指の機能的役割分担
• 　2.骨折の種類によって起こりやすい問題点
• 　3.関節拘縮
• 　4.疼痛の遷延
• ・治療法選択のポイント
• 　1.骨折部の安定性・骨癒合の状態を踏まえた安全な運動の導入
• 　2.関節拘縮の予防
• 　3.発生した関節拘縮に対する介入
• 　4.手の使用を促す
• ・末節骨基部骨折と中手指骨頚部骨折
• 　1.末節骨基部（伸筋腱付着部）骨折
• 　2.中手骨頚部骨折

［下肢］

• 変形性股関節症に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【相澤純也，中丸宏二，小山貴之，神野哲也，磯崎弘司，森田定雄】
• ・姿勢・動作障害のクリニカルパターン
• ・臨床推論の実際
• 　1.機能的診断.評価のポイント
• 　2.問題点把握のポイント
• 　3.治療法選択のポイント
• 大腿骨転子部骨折に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【今屋将美，大谷真琴，濱崎寛臣，東　利雄，三宮克彦】
• ・保存療法に対する留意点
• 　1.保存療法が選択される背景
• 　2.免荷期・安静期の管理
• 　3.意欲低下への対応
• ・手術療法に対する留意点
• 　1.術式の理解
• 　2.X線画像読影のポイント
• 　3.医師と共有すべき内容
• ・理学療法における臨床推論
• 　1.脚長差
• 　2.痛み
• 　3.歩行障害
• 変形性膝関節症に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【小西聡宏，畠中泰司】
• ・膝OAの疾患概要
• ・機能的診断評価のポイント
• 　1.疼痛について
• 　2.関節運動について
• 　3.筋力について
• ・問題点把握のポイント
• 　1.疼痛の要因
• 　2.関節運動は努力性のものか否か
• 　3.関節運動制限の要因
• 　4.姿勢・動作の制限
• ・治療法選択のポイント
• 　1.疼痛の緩和
• 　2.lateral thrustの制動
• 　3.股関節周囲筋の柔軟性向上
• 　4.体幹動的安定性向上
• 　5.膝周囲筋の筋再教育
• 　6.膝関節可動域の改善
• 　7.足部機能の改善
• 　8.歩行の改善
• 膝前部痛（anterior knee pain）に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【八木茂典】
• ・膝前面の機能解剖
• ・機能的診断・評価のポイント
• ・問題点把握のポイント
• 　1.筋機能不全
• 　2.マルアライメント
• ・治療法選択のポイント
• 　1.運動療法
• 　2.足底挿板
• 膝靱帯損傷に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【椎木孝幸，小柳磨毅，松尾高行，小川卓也，横谷祐一郎，境　隆弘】
• ・前十字靭帯損傷
• 　1.機能的診断・評価のポイント
• 　2.問題点把握のポイント
• 　3.治療法選択のポイント
• ・後十字靱帯損傷
• 　1.機能的診断・評価のポイント
• 　2.問題点把握および治療法選択のポイント
• 半月板損傷に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【佐藤謙次，細川智也，葛山元基，平田大地】
• ・臨床推論に用いる情報
• 　1.膝関節運動に伴う半月板の動き
• 　2.半月板損傷の受傷状況
• ・半月板損傷に対する評価
• 　1.臨床症状
• 　2.診断的検査
• 　3.理学療法評価
• ・臨床推論に基づいたアプローチ
• 　1.保存療法
• 　2.半月板切除後のアプローチ
• 腸脛靱帯炎に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【高嶋直美】
• ・機能的診断・評価のポイント
• 　1.腸脛靱帯の走行と触診
• 　2.腸脛靱帯炎の症状と原因
• 　3.腸脛靱帯炎の触診と誘発テスト
• ・問題点把握のポイント
• 　1.急性期と慢性期の特徴
• 　2.アライメントチェック
• ・治療法選択のポイント
• 　1.急性期
• 　2.慢性期
• 　3.体幹強化
• シンスプリントに対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【岡戸敦男，小林寛和】
• ・機能的評価のポイント
• 　1.評価のポイント
• 　2.理学療法に必要な評価項目
• ・問題点把握のポイント
• ・治療法選択のポイント
• 下腿骨骨折に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【唐澤俊一，児玉雄二，村上成道】
• ・下腿骨骨折の病態と整形外科治療および合併症
• 　1.脛骨近位部骨折
• 　2.脛骨骨幹部骨折
• 　3.脛骨遠位部骨折
• ・理学療法の目的
• 　1.骨癒合不全
• 　2.ROM制限と筋力低下
• ・膝関節と足関節のROMの評価と治療法選択
• 　1.膝関節のROMの評価と治療法選択
• 　2.足関節のROM評価と治療法選択
• ・術後の筋活動評価と治療法選択
• ・臨床推論のポイント
• アキレス腱断裂に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【大工谷新一，田中健一】
• ・機能的診断・評価のポイント
• 　1.術創部の管理
• 　2.治癒経過
• 　3.受傷機転
• ・問題点把握のポイント
• 　1.術創部は適切に管理されているか
• 　2.一般的な治癒経過に対応しているか
• 　3.受傷機転とそれに至った原因は何か
• ・治療法選択のポイント
• 　1.術創部の管理
• 　2.運動療法と動作練習
• 足関節捻挫に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【木田貴英，山中正紀】
• ・機能的診断・評価のポイント
• ・問題点把握のポイント
• ・治療法選択のポイント
• 　1.急性期
• 　2.亜急性期
• 　3.回復期
• 足関節・足部骨折に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【西　恒亮】
• ・臨床推論に必要な基礎的事項
• 　1.足関節・足部骨折の概要
• 　2.臨床推論に必要なポイント
• ・機能的診断・評価のポイント
• 　1.関節可動域評価
• 　2.筋力評価
• 　3.可動性評価
• 　4.安定性およびアライメントの評価
• 　5.歩行およびその他の動作の評価
• ・問題点把握のポイント
• 　1.関節可動域
• 　2.筋力
• 　3.可動性
• 　4.安定性およびアライメント
• 　5.歩行
• ・治療法選択のポイント
• 　1.非荷重期
• 　2.部分荷重期
• 　3.全荷重期
• アーチ障害（外反母趾を含む）に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【兼子昌幸，小林諭史】
• ・足部の機能解剖
• ・機能的診断・評価のポイント
• 　1.問診
• 　2.画像所見
• 　3.視診
• 　4.圧痛点
• 　5.知覚検査
• 　6.関節不安定性の評価
• 　7.関節可動域の評価
• 　8.筋機能の評価
• 　9.静止アライメントの評価
•  10.動的アライメントの評価
•  11.靴の適合評価
• ・問題点把握のポイント
• ・治療法選択のポイント
• 　1.足関節可動域制限を認める場合
• 　2.筋力低下を認める場合
• 　3.アライメント異常が疼痛の増強・軽減に関与している場合
• 　4.症例提示
• 足底筋膜炎に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【草木雄二，浦上　剛】
• ・足底筋膜の役割
• ・機能的診断・評価のポイント
• 　1.臨床症状
• 　2.機能的背景
• 　3.理学療法評価
• ・問題点把握のポイント
• ・治療法選択のポイント
• 　1.疼痛コントロール期
• 　2.運動療法期
• 　3.再受傷予防の方法

［その他］

• 顎関節症に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【唐澤達典】
• ・顎関節症の病態
• 　1.顎関節症の病因論
• 　2.顎関節症の分類
• 　3.顎関節症の自然経過
• ・顎関節症の治療概念
• ・機能的診断・評価のポイント
• ・問題点把握のポイント
• ・治療法選択のポイント
• ・セルフトレーニングの指導
• 末梢神経障害に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【瀧田勇二】
• ・機能的診断・評価のポイント
• 　1.動作・運動を観察するポイント
• 　2.筋力検査のポイント
• 　3.感覚検査のポイント
• 　4.しびれの解釈
• ・問題点把握のポイント
• 　1.二十圧壊症候群とは
• 　2.神経根症か末梢性か
• ・治療法選択のポイント
• 骨粗鬆症に対する的確・迅速な臨床推論のポイント
  　【立野伸一】
• ・機能的診断・評価のポイント
• 　1.姿勢とアライメントの評価・動作分析
• 　2.受傷機転に関する詳細な情報収集
• 　3.痛みの評価
• 　4.画像による損傷部位確認
• ・問題点把握のポイント
• ・治療法選択のポイント