理学療法34巻7号

特集 運動器疾患に対するセルフエクササイズ指導のポイント   定価:1,925円(税込)

  • 運動器疾患に対する理学療法におけるセルフエクササイズの位置づけと目標
     【田中尚喜】
  • ・セルフエクササイズの位置づけ
  • ・セルフエクササイズ実施の際の留意点
  •  1.セルフエクササイズの実際
  •  2.セルフエクササイズが目標とするもの
  • ・今後の展望
  • 頚部運動器疾患に対するセルフエクササイズ指導のポイント
     【仁木淳一,浅井友詞】
  • ・セルフエクササイズの概要
  • ・神経生理学的アプローチ
  • ・構築学的アプローチ
  • ・頚部に関わる筋のセルフストレッチング
  • ・頚部抗重力筋強化のためのセルフエクササイズ
  • ・肩甲帯周囲筋持久力向上のためのセルフエクササイズ
  • ・セルフエクササイズとしての全身運動および認知行動療法
  • 腰部運動器疾患に対するセルフエクササイズ指導のポイント
     【田舎中真由美】
  • ・理解すべき腰部の機能解剖学的・運動学的特徴
  •  1.腰部の機能解剖
  •  2.腰部の安定化システム
  • ・セルフエクササイズの実際と実施時の注意点
  •  1.屈曲制御障害の場合
  •  2.伸展制御障害の場合
  •  3.回旋コントロール障害の場合
  •  4.コアトレーニング
  • 肩関節運動器疾患に対するセルフエクササイズ指導のポイント
     【春名匡史,立花 孝】
  • ・セルフエクササイズの目的
  • ・セルフエクササイズの視点から理解すべき肩関節の機能解剖学的・運動学的特徴
  •  1.関節可動域制限に対するセルフエクササイズ指導のポイント
  •  2.腱板機能低下に対するセルフエクササイズ指導のポイント
  • ・セルフエクササイズ実施時の注意点
  • 肘関節運動器疾患に対するセルフエクササイズ指導のポイント
     【仲島佑紀,小林雄也,鈴木 智】
  • ・主要疾患におけるセルフエクササイズの目的
  •  1.関節拘縮への対応
  •  2.疼痛性疾患への対応
  • ・セルフエクササイズ指導のポイント
  •  1.関節可動域制限に対するセルフエクササイズ
  •  2.外側上顆炎の疼痛に対するセルフエクササイズ
  •  3.野球肘内側部障害に対するセルフエクササイズ
  • 股関節運動器疾患に対するセルフエクササイズ指導のポイント
     【中川法一,田篭慶一】
  • ・セルフエクササイズの目的
  •  1.変形性股関節症保存療法におけるセルフエクササイズの目的
  •  2.人工股関節置換術後のセルフエクササイズの目的
  •  3.大腿骨近位部骨折術後のセルフエクササイズの目的
  • ・セルフエクササイズの視点から理解すべき股関節の機能解剖学的・運動学的特徴
  •  1.筋群の協調的作用
  •  2.関節角度変化に伴う主動作筋の変化
  •  3.重心位置の変化に対する姿勢制御
  •  4.相対性に影響するアライメント
  • ・セルフエクササイズ実施時の注意点
  •  1.疾患特性
  •  2.人工股関節
  • 変形性膝関節症に対するセルフエクササイズ指導のポイント
     【山田英司,川上翔平】
  • ・セルフエクササイズの目的
  • ・セルフエクササイズの視点から理解すべき膝関節の機能解剖学的・運動学的特徴
  •  1.関節可動域
  •  2.筋力
  •  3.疼痛
  • ・セルフエクササイズ実施時に際して注意すべきこと
  • 足関節内反捻挫に対するセルフエクササイズ指導のポイント
     【高嶋直美】
  • ・足関節内反捻挫受傷後のセルフエクササイズの目的
  • ・セルフエクササイズの視点から理解すべき足関節・足部の機能解剖学的・運動学的特徴
  • ・セルフエクササイズの実際と実施時の注意点
  •  1.亜急性期
  •  2.回復期
  • ・セルフエクササイズ実施のための指導の留意点

●講 座

  • 運動器疾患の画像診断 25―脊椎4:腰椎椎間板ヘルニア
      【山田剛史,吉井俊貴】
  • ・疾患概要
  • ・単純X線画像
  • ・MR画像
  • ・脊髄造影X線画像
  • ・脊髄造影後CT画像
  • スポーツ競技種目特性に基づいた理学療法:評価から理学療法
  • (予防,コンディショニングへの応用を含む)まで 7―バスケットボール:切り返し動作,着地動作などの減速動作を中心に
      【玉置龍也】
  • ・バスケットボールの競技特性
  • ・外傷と傷害の発生メカニズム
  • ・外傷と傷害の評価法
  • ・外傷・傷害の理学療法
  • ・今後の課題