理学療法38巻9号 11月17日発行

特集 成長期のスポーツ障害と理学療法   定価:1,980円(税込)

「成長期の身体は,大人の身体とは異なる」と言われるように,
成長期の骨には成長軟骨板(骨端線)が存在し,特に男子では13歳頃,
女子では11歳頃に成長軟骨の代謝が活発になり急速に成長します.

軟骨や筋,靱帯などにも成長期特有の生体力学的特性があるため,
成長期のスポーツ活動による過剰な運動負荷(オーバーユース)は障害発生を招き,
それに伴う不適切な処置や治療はさらに障害を助長するなどのリスクとなりえます.

成長期のスポーツ障害に対する理学療法を進めるには,
成長期の運動器および心身機能の特性,スポーツ障害の特徴について正確に理解することが必要です.
また,特有の傾向性もある点も踏まえ治療に取り組むとともに,
スポーツ障害発生予防も含めたスポーツ指導に取り組むことが重要です.

本特集は,成長期のスポーツ外傷と障害のうち「障害」に絞った内容を述べていただきます.

  • 成長期の運動器の特性とスポーツ障害の特徴
     【尾藤晴彦】
  • 成長期の心身発達を考慮したスポーツ指導のあり方
     【德村光昭】
  • 成長期のスポーツ障害と理学療法 
     【松本武士,川野大二郎,根地嶋誠】
  • 成長期の肩・肘のスポーツ障害と理学療法
     【宇良田大悟,古島弘三,貝沼雄太,川鍋慧人】
  • 成長期の腰椎分離症と理学療法
     【勝又 哲,兼岩淳平,竹内大樹】
  • 成長期の膝関節周辺のスポーツ障害と理学療法
     【塩田真史】
  • 成長期の足関節周辺のスポーツ障害と理学療法
  •  【篠原 博,羽場俊広】

    ● 講 座

  • 運動学習11―各論2:パーキンソン病患者に対する運動学習理論を応用した理学療法の展開
     【長谷川直哉】
  • 最新の義肢の理解と理学療法4―義足の構造と機能および義肢の支給制度
  •  【佐野太一】